現代人にとっての筋トレの重要性

高輪で鍼灸治療院を開いている今野です。

自身が元競泳選手ということもあり、アスリート専門の治療院となっております。

一般的な治療院との違いは、痛みを治すことや硬い部位を緩めるだけではなく、「特定の部位に力が入っていない」ことや「可動域が狭い」あるいは「自覚していない骨格の歪みや筋力不足」などを改善してパフォーマンスアップに繋げることをゴールにしている点です。

今野鍼灸治療院では治療のその先を常にイメージしながら、アスリートの自己実現をサポートしていきます。

最近、アスリートではない方からビデオ通話でのオンライン筋トレのご要望を受けることが増えました。

僕自身も筋トレは続けていますし、僕は全人類がなにかしらの筋トレを定期的にすべきだとさえ思っています。

そこで今回は「筋トレの効果」に加え、

  • 筋トレ×新型コロナウィルス
  • 筋トレ×生活習慣病

として書いています。

今まで筋トレをしたことのなかった方も、これを読んで筋トレを始めるきっかけになってくれたら大変嬉しく思います。

筋トレの効果

筋トレの効果としては以下が挙げられます。

  • 基礎代謝の向上
  • 自律神経の調整
  • 免疫力向上、体温上昇
  • 血圧を下げる
  • 血糖値のコントロール
  • 抗うつ(※1)
  • アルツハイマー予防(※2)

筋トレは筋肉を増やすという見た目の変化の他にも上記のような効果があります。

特に自律神経の調整、免疫力向上や抗うつ効果というのはストレス社会を生き抜く現代人にとっては非常にありがたいポイントです。
(ストレスが増えれば免疫力は下がりますし、自律神経も乱れます)

※1 うつ病の発症予防に「筋トレ」が効く!?リスボン大の調査研究より
※2 筋トレは脳トレ!”筋肉を鍛えてBDNFを活性化

筋トレ×新型コロナウィルス

新型コロナウィルス感染症の感染拡大を防ぐために、2020年4月7日から都心部を中心に緊急事態宣言が発令されました。
在宅勤務、リモート会議、外出自粛といったワードが世の中に溢れ、次第に「コロナ太り」という言葉も生まれました。

都心部では会社に出勤すると平均的に1日6000歩ほど歩くようです。
それが在宅勤務になると激減するわけですから、太ってしまうのも無理はないのかもしれません。

あるアンケートでは約6割の人が自粛期間に「太った」と回答しています。(※3)

新型コロナウィルスに感染し、重症化してしまう割合というのは約1.6%とのことです。
(50歳以下では0.3%、60歳代以上で8.5%です ※4)
しかしながら、肥満もまた重症化するリスクになりうるというのも分かってきています。 (※5)

新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐためにも、なるべく人と接しない毎日というのは今後もしばらく続くことが予想されます。

ワクチンの開発、摂取も世界中が急いでいますが、日本国内では医療従事者や高齢者から優先的に接種するために、国民全員が摂取するにはまだもう少し時間がかかりそうです。 (※6)

そのため、免疫力を落とさず、ストレスを溜め込まずに健康でいることを日々心がけ、新型コロナウィルスに感染しないよう、万が一感染してしまっても重症化しないようにするには食生活と運動がとても大事になってきます。

筋トレにより

  • 筋肉量↑、脂肪量↓
  • 免疫力↑、感染リスク↓
  • 肥満改善、重症化リスク↓

というように、冒頭に記載した効果の他にもこれだけのことわかっているので、やらない理由がありません。

※3 コロナ太り・コロナダイエット調査結果によると、年齢別に明らかな傾向が判明!生の声をそのまま公開します
※4 (2020年11月時点)新型コロナウイルス感染症の“いま”についての10の知識
※5-1 体重増加に注意! 新型コロナウイルスについて医師が伝えたいこと
※5-2 【新型コロナ】肥満が世界で深刻な問題に 食事や運動など生活スタイルに深刻な悪影響
※6 コロナワクチン 日本国内の状況は

筋トレ×生活習慣病

今の世の中、生活習慣病で亡くなる人の割合というのは3分の2と言われています。

生活習慣病とは漢字の通り、生活習慣が元になって病になるという病気で、がん、心疾患、脳血管疾患などが挙げられます。
心疾患の中で多いのは心筋梗塞、脳血管疾患に多いのは脳卒中です。

他によく聞く病気として糖尿病があります。

糖尿病で実際に治療を受けているのは2017年の時点で328万人にのぼります。 (※7)
糖尿病が強く疑われる人と可能性がある人を合わせると24.3%になり、4~5人に1人という割合になります。 (※8)

※7 糖尿病の通院患者数が過去最多の328万人超に 【2017年患者調査】
※8 糖尿病有病者と糖尿病予備群は、いずれも約1,000万人と推計 平成28年(2016) 国民健康・栄養調査

生活習慣とは食生活、運動、喫煙、飲酒、ストレスのことです。

ストレスは自分ひとりの問題ではないことも多いので、簡単に減らすことは現実的には難しい面がありますが、その他のことは全て一人ひとりの努力で改善することが出来ます。

改善できる事柄を改善しないまま放置した結果、上記のように病気に繋がるということがデータから既にわかっています。

こういった負のレールに乗らないためにも、少しずつ努力が必要になってきます。

生活習慣の中でも運動というのは、ジョギングや水泳のような有酸素運動というのは特に血管系に良い働きかけをしてくれますし、筋トレというのは冒頭で記載したような効果があります。

時間や体力、気力に余裕がある人は両方やるべきだと僕は個人的に思っていますが、どちらかしかやれないというなら僕は筋トレをおすすめします。

筋トレは有酸素運動ではありませんが、工夫次第では有酸素運動の要素を取り入れることも出来ますし、筋トレをして筋肉を増やし、基礎代謝を上げれば痩せやすくもなります。

肥満を改善すれば必然的に病気のリスクも下がります。

免疫力も上がり、ストレス発散にもなるので、ここでもまたやらない理由が見つかりません。
あとは習慣化する努力だけです。

「運動不足が引き起こす身体の変化やリスクと運動の始め方」という記事の中で具体的に運動を始めるきっかけの作り方についても書いてますので、そちらも是非参考にしてみてください。

運動不足が引き起こす身体の変化やリスクと運動の始め方
https://konno-chiryo.com/lack-of-exercise/

自分の未来を変えよう

筋トレは強度を自由に変えられます。

ウェイトトレーニングをしてボディービルダーのようにムキムキな身体を目指す人もいれば、弱い強度で中長期的に少しずつでいいから身体を変えていく人もいます。

どういった筋トレの内容がマッチするのかは人それぞれ。

ただひとつ言えるのは、なにも運動をしなかったら多くの人にとってなにかしらの病気にかかるリスクが上がり、病気になってしまうと筋トレ以上につらい想いをすることになる、ということです。

筋トレをやることにはメリットしかありませんし、自宅でも気軽に行えます。

是非今日から少しずつ筋トレをしていきましょう。

著者プロフィール

今野 弘章
今野 弘章
自身の元競泳選手の経験や、「アスリートは体の痛いところを治せば良いわけではない」という考えから、

競技中(日常生活)の痛みの改善
「この部位に力を入れられない」といった身体の悩みの改善
通常時、痛み時のトレーニング
日頃のメンテナンス

など、より良いパフォーマンスにつなげるための、治療、指導を行っております。

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